〒322-0039 栃木県鹿沼市東末広町1940-12 シマダヤビル3F(駐車場:あり)
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近年、労務トラブルや行政調査をめぐるニュースを目にする機会が増えています。
未払い残業、ハラスメント、長時間労働、労災対応、雇止めなど――これらの問題は、どの企業にも起こり得る身近なリスクです。
法令を遵守しながら、従業員との信頼関係を保ち、安定した経営を行うためには、日常の労務管理に「仕組み」と「証拠」を整えておくことが不可欠です。
レクシードでは、企業が“トラブルになる前”に手を打つための「予防型労務管理」を実現する支援を行っています。
就業規則の整備から労働基準監督署対応、ハラスメント防止体制の構築、問題社員対応まで、幅広い領域を一元的にサポート。
法令遵守をベースにした「安全で持続可能な労務体制」を構築し、経営者が本業に集中できる環境をつくります。
労務コンプライアンスの基礎となるのが、就業規則と社内規程の整備です。
形だけの規程では、トラブル発生時に会社を守ることはできません。
当法人では、貴社の業種・組織構造・勤務実態を丁寧にヒアリングし、最新の法改正や判例動向を踏まえた“実務で機能する規程”を作成します。
例えば、
など、現場の課題と法的要件を両立させた設計を行います。
「会社を守る盾」としての就業規則づくりを、専門家が確実にサポートします。
突然届く労基署の調査通知。多くの経営者が「何をどう対応すべきか分からない」と不安を抱きます。
私たちは、是正勧告書や呼出状への対応から、調査立会い・報告書作成までをトータルで支援します。
労働時間管理、割増賃金の支払い、労使協定の未届出など、指摘されやすいポイントを事前に精査し、再発防止のための改善策を具体的に提案。
行政対応に慣れていない企業でも、安心して調査を乗り切れるよう伴走いたします。
▶サポート例
「残業代を払っているつもりでも、実は未払いと判断される」――こうした誤解が多く見られます。
残業代の計算は、基本給の内訳や手当の扱い、固定残業制度の設定方法によって大きく異なり、少しの誤りが高額な遡及請求に発展することもあります。
当法人では、現状の賃金体系を分析し、リスクのある箇所を可視化。
正確な残業単価の算定、運用ルールの見直し、必要に応じて変形労働時間制の導入を支援します。
法令を満たしつつ、実務に合った制度設計を行うことで、労使双方が納得できる働き方を実現します。
改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)により、企業にはハラスメント防止措置が義務付けられています。
「相談窓口を形だけ設置している」状態では、リスクを防ぐことはできません。
当法人では、相談窓口の設置運用、社内ルールの策定、研修の実施まで一貫してサポート。
実際の相談対応マニュアルや記録書式の整備も行い、問題発生時に迅速かつ公正な判断ができる体制を構築します。
また、社外窓口としての運用委託も可能です。社内のしがらみにとらわれず、公平な相談対応を実現できます。
▶具体的支援内容
相談受付・記録・報告体制の整備
社員・管理職向け研修の実施
勤務態度不良、無断欠勤、ハラスメント行為など、現場で最も悩ましいのが“問題社員対応”です。
感情的に注意したり、曖昧な対応を続けたりすると、後に「不当解雇」「パワハラ」として逆に訴えられるリスクが高まります。
当法人では、法的根拠に基づいた正しい手順での対応を支援します。
注意書・指導記録の作成、懲戒手続の文書整備、退職勧奨時の対応方針まで、ケースごとに適切なアドバイスを行います。
すべてのやり取りを「証拠化」し、企業を守る体制を整えることが、最終的なリスクヘッジとなります。
労務トラブルの多くは、事前に“兆し”が現れています。
小さな不満や誤解を放置することで、大きな紛争に発展するケースは少なくありません。
私たちは、問題が起こってからではなく、「起こらないようにする」ための体制づくりを重視しています。
これが、レクシードが提唱する「予防型労務管理」の考え方です。
法令遵守による企業リスクの回避
行政調査や訴訟への不安を軽減し、経営の安定を確保。
実務に沿ったルール整備で現場が動きやすくなる
机上の理論ではなく、現場運用に即した制度設計を実現。
社内の意識改革と風土改善
ハラスメント防止・記録文化の定着で組織の透明性が向上。
専門家による継続的フォロー
法改正やトラブル発生時も、迅速かつ的確なアドバイスで安心。
現状ヒアリング・リスク診断
企業の規程・運用・労働時間データを確認し、診断
改善提案・スケジュール設計
就業規則や制度改定、体制整備の優先順位を設定。
規程改定・仕組み構築
実務と法令を両立した文書・運用ルールを整備。
運用支援・定着化
社員説明会・管理職研修を実施し、社内に浸透させる。
定期メンテナンス・法改正対応
継続的なフォローで、常に最新のコンプライアンス体制を維持。
労務コンプライアンスは、企業の信頼を守る「経営インフラ」です。
一度のトラブル対応に追われるより、最初から“防ぐ仕組み”を整える方が、圧倒的に低コストで効果的です。
レクシードは、法的根拠に基づいた確かな支援と、現場で活きる実践的なアドバイスで、貴社の「安心して働ける環境」と「強い組織づくり」を後押しします。
トラブルを恐れる経営から、信頼で支える経営へ――今こそ、「予防型労務管理」を始めましょう。
お問合せからサービスをご提供するまでの流れをご紹介します。
スタッフ間の人間関係トラブルが増え、院長が対応に追われていました。
ハラスメント対策も形だけの規程で、実際には相談対応の仕組みが機能しておらず、外部からの指摘を受ける前に体制を整えたいという強い要望がありました。
レクシードでは、現場の実態ヒアリングを行い、就業規則・ハラスメント防止規程を全面改定。
加えて、院内専用の相談窓口運用マニュアルを整備し、スタッフ研修を実施しました。
また、相談受付記録書式や対応プロセスを標準化し、「感情ではなくルールで動く職場」への仕組み化を進めました。
スタッフ間トラブルが激減し、早期相談・早期解決が可能に。
院長が直接対応するケースも減り、医療業務に専念できるようになりました。
「これまで人間関係の問題が起きるたびに院長が個別対応していましたが、今ではルールに沿って処理できるようになりました。
相談窓口の運用もスムーズで、“防げるトラブルは防ぐ”体制が整いました。まさに、経営を守る仕組みを作ってもらえたと実感しています。」
労働基準監督署からの是正勧告を受け、「時間外労働の管理」と「残業代の算定方法」に問題があると指摘されました。
法的対応や報告書の作成方法がわからず、早急な専門サポートを求めてご相談いただきました。
是正勧告の内容を精査し、過去3年分の勤怠・給与データを検証。
未払いリスクのある社員を特定し、残業代の再計算・支払対応をサポートしました。
さらに、勤怠管理システムのクラウド化を支援し、再発防止策を制度的に整備しました。
是正報告書を期限内に提出し、労基署調査も無事完了。
以降は勤怠データの精度が向上し、労働時間の可視化によって経営判断の材料にもなりました。
「行政調査の通知を受けた時は本当に焦りましたが、レクシードさんが冷静に整理してくれたおかげで落ち着いて対応できました。
労基署対応だけでなく、その後の再発防止まで一緒に考えてくれる姿勢に感動しました。今では、残業時間の把握も一目で分かり、社内の透明性が上がりました。」
採用が増えたものの、就業規則が古く、現行の勤務形態に合っていませんでした。
また、問題社員への対応を誤り、退職トラブルに発展したことから「ルール整備と証拠管理を強化したい」という相談を受けました。
現状の規程・運用実態を分析し新就業規則を策定。
並行して、注意書・指導記録・懲戒手続マニュアルを整備し、「指導記録を残す重要性」をテーマとした研修を実施しました。
指導内容が一元管理され、曖昧な対応がなくなりました。
また、社員とのトラブル時にも、記録に基づいて冷静に対処できるようになり、組織全体に“ルールで動く文化”が定着しました。
「これまで“常識の範囲で対応していた”ことが、実はリスクだったと痛感しました。
注意書や面談記録を残す仕組みを整えてもらったことで、社員にも説明しやすくなり、経営判断が明確になりました。
“感覚ではなく証拠で守る”という社労士さんの言葉が印象的で、心からお願いして良かったと感じています。」
いかがでしょうか。
労務トラブルは、発生してからではなく「発生させない仕組みづくり」が最も重要です。
就業規則やハラスメント防止体制、残業代精査、問題社員対応など、どれも経営の安定に直結する領域です。私たちは、単に法令を守るだけでなく、“現場で機能するコンプライアンス”を重視しています。
制度を整え、証拠を残し、ルールで動く組織へ――それが、企業の信頼と持続的成長を支える土台となります。
レクシードは、経営者が安心して人を雇い、社員が安心して働ける環境を整えるためのパートナーとして、実務に即したサポートを行います。
トラブル対応から予防型管理へ。
今こそ、貴社の「労務コンプライアンス体制」を見直す時です。ぜひ一度、専門家による労務リスク診断をご相談ください。